犬に関する役にたつかもしれない、ちょっとした情報を更新していきます。
陽射があたたかい日中は愛犬の散歩に最適ですが、夜の散歩は身が縮むような季節になりました。
そろそろ年末も近くなり、人も犬もさっぱり身綺麗にして、新年を迎えたいですね。
さて、今回は「犬の身だしなみ」シャンプーについて記述したいとおもいます。
犬のシャンプーは皮膚病の予防や、毛の生え変わりを助ける役目もあります。
シャンプーをする目安は月1回程度で充分ですが、愛犬の被毛の長さや年齢、室内飼いや屋外飼いといった飼育環境によって調節をしてあげてください。
自宅で愛犬のシャンプーができない場合は、トリマーにお願いするのが良いと思います。
ただしシャンプーのしすぎは、かえって愛犬の体によくありません。
毛艶をなくすうえに、皮膚が乾燥し皮膚炎を引き起こす原因にもなります。
またシャンプーは人が思う以上に、犬にとってストレスになりますので、愛犬の体調が良い時に行うようにしてください。
では以下が自宅で愛犬のシャンプーをする手順です。
ブラッシング | 被毛のもつれや毛玉をとる為に愛犬の全身をブラッシングして下さい ブラシやクシが通りにくくても、 無理に力を入れず手で毛をほぐします |
体全体に湯をかける | お湯は人肌程度にし、でん部や足から湯をかけていきます 湯が顔にかかるのを愛犬が嫌がる場合はスポンジなどで拭くと良いです |
手早く洗う | シャンプーはよく泡立て、指の腹で揉むように洗います お尻まわりの毛は、揉みこむように、顔は体の泡を利用し目に入らないように注意しましょう 目やにが固まってしまった場合、ふやけたところで目の細かいクシなどで鼻先へとかして取ると良いです |
すすぐ | シャンプー剤が残らないように充分にすすぎます。 内股や脇の下、指の間、肉球の溝などもしっかり洗い流しましょう リンスを使う場合、すすぎ終わってからスポンジ等で染み込ませると便利です |
全身の水気を取る | 愛犬に身ぶるいをさせた上で、撫でたり被毛を軽く絞り水気を切ると、タオルドライが早くできますもはかどります タオルドライした後、低温のドライヤーを少し距離を保ちあてていきます |
仕上げ | 全身をクシでとかし、耳が濡れていないか確認しましょう 耳の中が濡れている場合は、綿棒やガーゼで優しくふき取ります |
ずいぶんと風が涼しくなり、落ち葉が多い季節になりました。
晴れれば散歩日和となり、愛犬との長距離の散歩も楽しい季節ですね。
さて、今回は犬のダニ対策肥満について記述したいと思います。
虫は夏に多くでると思いがちですが、犬に寄生するマダニの主な活動時期は初夏から秋、そして湿度が高い時期です。
生息場所は草むらなどに生息していますが、基本的にはどこでも活動できるようです。
マダニは犬に寄生すると激しいかゆみを伴いますが、もっと怖いのはバベジアという寄生虫や細菌などをマダニを媒介とし寄生することです。
特にバベジア症候群は犬の赤血球を破壊し、生命に危険を及ぼす危険性もあります。
しっかりとした駆除や予防対策を行う必要があります。
〜マダニの予防方法〜
マダニ駆除忌避剤で、もしマダニが犬の身体についてもいい状態にするのが最善です。
動物病院でもらえるものもありますし、ホームセンターやペットショップでも取り扱っています。
私達がよく目にするマダニ駆除忌避剤はスポットタイプが多いですが、その他にスプレータイプや内服薬、首輪タイプなどがあります。
どの駆除忌避剤を使うにしても、使い方を良く見て使用しましょう。
また、マダニは人間も噛みます。人間の場合は虫除けスプレーが効果的です。
〜マダニの駆除方法〜
マダニの駆除で気をつけなければならないのは、見つけても潰さないことです。
マダニのメスの成虫は体内に卵をもっており、このメスの成虫をつぶすと卵が飛び散ってしまうからです。
また卵やサナギが落ちている可能性もあるので、部屋は隅々まで念入りに掃除することも大切です。
もし卵やサナギを多く視認できる場合は、その場所を熱湯消毒することも有効です。
人も犬も痒いのは嫌なものですが、その先にある病気を考慮し対策することはとても重要ですね。
それでは愛犬家の皆さんと愛犬にあった方法でマダニ対策をして、素敵なワンコ生活をお楽しみください。
まだまだ残暑が厳しいですが、日暮れには気持ちいい風が吹く季節になりました。
これから食べ物がおいしい季節になりますし、夏バテ気味だったワンちゃんや飼い主様も、次第に食欲がでてくる時期ではないでしょうか?
さて、今回は犬の肥満について記述したいと思います。
犬の祖先であるオオカミは、狩りでえた獲物はすべて食べてしまう動物です。
次の獲物がいつとれるかわからないので、生きる為に食べられる時にお腹がいっぱいでも全て食べるのです。
このオオカミの習性は、犬にも受け継がれているようです。
オオカミから犬に受け継がれた習性は、現在ペットとして飼われている犬にはオヤツをねだるといった行動に繋がっていきます。
そもそも適切な量のオヤツや餌を与えるのなら肥満の問題にはなりませんが、飼い主の「可愛いから」「喜んでいるから」といった思いが犬の肥満を引き起こします。
過剰量の餌やオヤツは犬の肥満を引き起こし、さまざまな病気を誘発する原因になります。
犬は自分で健康管理はできません。飼い主が全てにおいて責任をもって、健康・食事の管理を行いましょう。
では、犬の肥満を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
下に予防方法の具体例を記述します。
〜肥満の予防方法〜
1)給餌量
餌の量はメーカーが指定した給与量を目安に与えるのが好ましいです。
目安の給餌量を犬に与え、痩せたり太ってきた場合には給餌量を微調整してあげましょう。
しつけなどでオヤツをあげる場合は、その分給餌量を減らします。
2)適度な運動
犬種や犬の大きさによって運動量は違ってきます。
飼われている犬の犬種を調べなおし、適切な運動量を考え直してみるのも大事でしょう。
小型犬であれば毎日の散歩で充分な運動量になる場合もありますが、もともと人の生活の手助けをしていた狩猟犬や牧羊犬などはかなりの運動量が必要です。
日々の散歩だけでなく、運動量があがる遊びなどを取り入れる事が必要になってくるかもしれません。
3)定期的な体重の計測
計測日を決めて、定期的に犬の体重を量りましょう。
各家庭にある体重計を利用すれば、簡単に犬の体重を計測できます。
もし犬が動いてしまうなら、人が犬を抱きかかえて体重計に乗りましょう。
人と犬の合計体重から人の体重をひけば、犬の体重は測定できます。
また2匹以上の犬を飼っている場合は、個々の皿を用意し餌の取り合いにならないように、少し離して餌をあげると良いでしょう。
一つの皿で餌を与えると、1匹が餌を食べ過ぎてしまい、肥満の原因になってしまいます。
犬の理想の体型は、肋骨の周りに少し脂肪がある程度で、腰になだらかなカーブをえがき腹部がくびれている状態と言われています。
犬の毛が長かったり量が多いとわかりにくいですから、きちんと身体を触って確認することも大事です。
それでは愛犬家の皆さんと愛犬にあった方法で肥満対策をして、素敵なワンコ生活をお楽しみください。
毎日カンカン照りの日々が続く時期になりました。
陽射を避けて夕方以降に愛犬の散歩をする方が増える時期でもありますね。
夏場の散歩の大敵は、人も犬も同じで『蚊』です。
さて、今回は犬の病気『フィラリア』について記述したいと思います。
フィラリアは蚊を媒介にして、犬に寄生する細長く糸のような形の寄生虫の名前です。
フィラリアの幼虫に寄生された蚊に犬が刺されると、蚊から犬の体に移ったフィラリアは犬の体で成長します。
成長しながらフィラリアは自由に犬の体を行き来し、成虫になる頃には犬の心臓にたどり着き、犬の心臓を棲家にします。
成虫になったフィラリアは素麺ほどの太さに成長するので、フィラリアに寄生された犬は呼吸困難・腹水・赤尿などの症状が現れ、最悪の場合には犬は死亡します。
フィラリア寄生から愛犬から守るには、予防薬投与が何よりも大事ですが、この予防薬を投与してはいけない犬がいます。
それはフィラリアに寄生された犬です。
上で記述したように、成虫になったフィラリアは犬の心臓を棲家にし、大きさは素麺程の太さに成長します。
フィラリアに寄生された犬に予防薬を投与すると、心臓に住む多くのフィラリアは死滅しますが、その死骸が血管を塞ぐことで犬の死亡に繋がる可能性が高くなります。
この様にフィラリア寄生による体調不良を起こさない為にも、蚊が発生する時期には、必ず愛犬を動物病院に連れて行き、フィラリアの検査を受けましょう。
蒸し暑い時期になり、陽射と湿気が厳しい季節になりました。
この時期は雨が多く散歩にでられない事も多いですが、愛犬と遊ぶ時間を増やすと愛犬のストレス発散に繋がるかもしれません。
さて、前回は愛犬の無駄吠えを止めさせる方法を記述しましたが、なかなか愛犬が無駄吠えを止めない場合があります。
それは犬同士の相性が悪く、吠えてしまう場合です。
愛犬家の皆さんは散歩をしている時、愛犬がどうしても吠えてしまう犬と会う事があると思います。
特にテリトリー意識が強い犬は、相性が悪い犬に対して過剰に吠えてしまうものです。
こういった場合、愛犬家の皆さんはどうされていますか?
さまざまな対処方法があると思いますが、栄わんわん倶楽部の広報が考える一番良い対処方法を記載していきます。
1) | 愛犬と相性が悪い犬を見た場合、即座にリードを短く持ちましょう。 愛犬が小型犬で抱きかかえられる事ができる場合、即座に愛犬を抱きかかえましょう。 これにより、無用な犬の喧嘩をとめる事ができます。 |
2) | 犬同士が接近し吠えあいが本格化する前に、足早にその場から去りましょう。 その際に、相手へ愛犬が吠えてしまう事を謝ります。 |
3) | 相性の悪い犬とすれ違い、愛犬が落ち着いたら「吠えてはいけない」と愛犬を叱りましょう。 これは愛犬のしつけという意味で重要ですし、犬の吠えあいを見ていた方に ”あの飼い主は犬のしつけをよくしている”と思って頂く為にも重要です。 |
もし上に記載した方法の逆の事をやれば、相手の犬の飼い主さんや周りで見ていた方は不快感を覚えるでしょう。
犬同士が吠えあっているにも関わらずリードを長くしたまま悠然と歩き、謝罪すらしない上に犬のしつけもしない。
この様なことが愛犬と自分に起きたなら、誰でも不快だし不愉快だと思います。
また適切な行動をしない場合、犬同士の喧嘩が始まり、お互いの愛犬が怪我でもしたら大変です。
犬同士が喧嘩をした場合、「ウチの犬は悪くない」「相手の犬が先に手をだした」とういう様な感情は無用です。
きちんと相手の飼い主に謝った上で、犬に怪我がないか確認してもらい、そして自分の連絡先を教えて何か異変があった場合はすぐ一緒に動物病院へ行くように勧めましょう。
愛犬家の皆さんは自分の愛犬が可愛く、自分の子供の様に思っていることでしょう。
それは自分の愛犬と喧嘩をした犬の飼い主さんだって一緒なのです。
それでは、無用な犬同士のトラブルやご近所のトラブルを避け、楽しいワンコ生活をお過ごし下さい。
桜も散って、緑が萌える時期になりました。
天候は不順ですが、晴れた日は絶好のお散歩日和の季節になりましたね。
さて、愛犬家の皆さんは自分の犬が迷子になったり、逃げてしまった時の対策をしていますか?
「うちの犬を迷子になんてさせない」「私の犬が逃げるわけがない」と思い込んで、迷子になった時の対策を怠ると大変な事になります。
春と秋は犬の繁殖期です。
去勢していない牡犬は牝犬の匂いを辿っていくうちに知らない土地へと迷い込んだり、愛犬が逃げ出したくなるくらいビックリする事があった場合、犬は迷子になりやすいようです。
犬が迷子になった場合、交通事故の可能性は一段と高くなりますし、いつものようにご飯が食べれる訳ではないので衰弱します。
普段と違うことを経験して、愛犬が感じるストレスは相当なものになるでしょう。
また動物保護センターに保護されたとしても、保護期間はかぎられています。保護期間が過ぎてしまった場合、犬は殺処分されます。
最近は見た目の問題からか、畜犬登録の鑑札をつけずにいる犬も多いようです。
犬に鑑札をつけるかどうかは個人の自由ですが、迷子になってしまった場合の対策は最低限しておきましょう。
犬に鑑札がついている場合、畜犬登録番号から愛犬を探し出す事が容易になります。畜犬登録番号は必ずメモなどに控えて管理しましょう。
迷子札がある場合、犬の名前と連絡先を明記し首輪につけておきましょう。犬を保護した人が迷子札に書かれている連絡先に連絡を入れる事が可能になります。
迷子札は特別に作る必要はありません。ふだん愛犬が付けている首輪に名前と連絡先を書き入れるだけでも、迷子対策にはなります。
また散歩中に愛犬が逃げないよう、リードの輪になっている箇所に自分の腕を入れて散歩をすることも大事です。
ペットショップやホームセンターなどには、自宅玄関からの逃げ出し防止用に設置する柵が売られていますので、その柵を自宅に設置するのも一つの対策になるでしょう。
愛犬家の皆さんと愛犬にあった方法で迷子・逃げ出し対策をして、素敵なワンコ生活をお楽しみください。
2008年3月に映画化された「犬と私の10の約束」をご存知でしょうか?
この映画の題材は、『犬の十戒』という英文の詩です。
日本では作者不詳としてインターネットで目にする機会がありますが、実はノルウェーのとあるブリーダーが買い手に手渡している、「犬からご主人への11のお願い」が原典です。
内容は犬から飼い主に向けて語りかける内容です。
この『犬の十戒』は犬だけでなく、現在ペットを飼っている全ての人に読んでもらいたいです。
下にWikipedeaから日本語に翻訳された『犬の十戒』を記載します。
栄わんわん倶楽部でも、犬のことを第一に考えた活動がしたいですね。
1.私の一生はだいたい10年から15年。あなたと離れるのが一番つらいことです。
どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しい。
2.あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しい。
3.私を信頼して欲しい、それが私の幸せなのだから。
4.私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで欲しい。
あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないから。
5.話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は届いているから。
6. あなたがどんな風に私に接したか、私はそれを全て覚えていることを知って欲しい。
7.私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しい。
私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めていることを。
8.私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか考えて欲しい。
もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。
それか、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれないと。
9.私が年を取っても、私の世話をして欲しい。あなたもまた同じように年を取るのだから。
10.最後のその時まで一緒にいて欲しい。
言わないで欲しい、「もう見てはいられない。」、「私ここにいたくない。」などと。あなたが隣にいてくれることが私を幸せにするのだから。
忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。